LPWA採用事例＜Wi-SUN JUTA＞
東京ガスの「くらし見守りサービス」．家の中に設置したホームゲートウェイが，カギしめ確認センサー，開け閉め確認センサー，おかえり確認センサーとWi-SUN JUTAで通信する．ホームゲートウェイは，そのデータをLTE通信ドングルを使ってクラウドにデータを送る
東京ガスのくらし見守りサービスは，Wi-SUN JUTAプロファイルを搭載した無線システムを活用して，自宅のドアや窓の施錠状態・開閉状況および家族の帰宅などを確認できる，自宅セキュリティ・サービスです．
スマートメータで使われている無線通信規格Wi-SUN（Wireless Smart Utility Network）は， 物理層にIEEE802.15g，MAC層にIEEE802.4eを使用しています．それに，プロファイルを重ねることで，Uバスエアと相互通信を可能にしたのが，Wi-SUN JUTAです．
写真中央の正方形の機器がWi-SUN JUTAで通信するホームゲートウェイ，その上に接続されているのはLTE通信ドングル．ホームゲートウェイは，一定間隔で送受信する以外はすべてスリープさせる間欠動作を行うことで低消費電力動作をさせている
データは利用者ごとにクラウドで処理/管理され，利用者はタブレットやスマートフォンの専用アプリで家や家族の状況を知ることができる