ローカル・ネットワーク通信を使ったジャンケン対戦プログラムを作ります.M5Stackマイコンのボタン信号をWi-Fi送信し,受信した信号に応じた画像を表示します.
このプログラミングを通してIoT化の第1歩となるインターネット・プロトコルについて学びます.センサ値をWi-Fi送信するIoTセンサ機器や,センサ値を受信して表示するIoT機器ディスプレイ,インターネットへ中継するIoTゲートウェイに応用することもできるでしょう.
本例では2台のM5Stackを用いますが,Pythonスクリプトudp_sender_janken.pyが動作するPCやラズベリー・パイを対向機として代用することで,1台のM5Stackで実験することもできます.
プログラミング言語は,Arduino言語を使用します.Arduino言語は,C/C++言語をベースにしています.
この記事では,初心者が理解しやすいArduino言語とM5Stack用のライブラリを使用してサンプル・プログラムを準備しました.サンプル・プログラムを使って記事と同じように動かしながらプログラムを学んでいきましょう.
全部入りM5Stackマイコンで始めるESPプログラミング ネットワークのHTTPSとブロードキャスト利用のコツ
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